コラム 2021.09.242022.05.19 Blog ピアニスト 林田 誠の独走曲 より抜粋されたコラムです。 初めての方はページ下部より順番にお読みください。 なお、番号付きのコラムは順にお読みただくとつづきをお読みいただけます。 24 楽しんで弾くことしかできない | ピアニスト 林田 誠の独走曲私はピアノを習い始めた頃、ミシンやプリンターなどを作っているブラザーという会社が当時作っていた電子オルガンを買ってもらい練習していました。 最初の頃はオルガンを触るのが楽しくて毎 あっという間にピアノを上手く鳴らすEd Sheeranの聴き方 | ピアニスト 林田 誠の独走曲最近、Ed Sheeranを聴き始めました。 Ed Sheeran歴2ヶ月くらいです。(ど素人です。) ウォーキング中にアルバムはほぼ全部聴きました。 ウォーキング中は、原稿が間に合っていない講座など、仕事のの内容や、練習中の曲などの気にな 22 視点は全てものを違う世界に変えてしまう | ピアニスト 林田 誠の独走曲(ミクロの世界やものの見方の角度) 物の見方「視点」は、感情を密接な関係を持っています。 感情は、自分の考えが正しいか?、自分の行動が正しいか?、考えや行動が、自分の意に沿っているの 21 感情が視点を決める | ピアニスト 林田 誠の独走曲一般的に何かを真剣におこなうときに「集中力を発揮する」などといわれますが、ここでいう集中力、集中するとはどういうことでしょうか? 自分が決めた作業や、取りくむ内容に、最高のパフ 古楽とは何か? | ピアニスト 林田 誠の独走曲ちょっと前のことですが、鍵盤楽器の巨匠、小林道夫先生のご自宅にお邪魔させてもらった時のことです。 先生のお宅は、何台ものチェンバロやスクエアピアノ、ベーゼンのフルコンなどたくさんの楽器の置いてあるすごいすごいお宅でした。 先生とおの話の中で ショパンをどのように弾きますか? | ピアニスト 林田 誠の独走曲講座の原稿を書いているときに、ネットで調べ物をしていたらレギナ・スメンジャンカという文字を見て一気に固まってしまいました。 (講座の内容はきちんと裏を取って作っています。ネットで情報を調べることもありますが、書籍なり、楽譜なり、必ず実物を手 ベートーヴェンの手紙 2 | ピアニスト 林田 誠の独走曲今日、仕事先でお声をかけてくださった方がブログを読んでくださっているとのことで、ちょっとだけお話をしました。 なにやら、昨日の記事をとても喜んでくださって、「おもしろいので毎日でも読みたいくらいです、ぜひ、シリーズ化してください」と言ってい ベートーヴェンの手紙 | ピアニスト 林田 誠の独走曲画像は新版の「べートーヴェンの手紙」です。 ベートーヴェンの手紙の中から抜粋で面白いものを抜き出してあります。 この本を読むと、神格化された我々の手の届かない歴史上の偉人ではなく、1人の迷える人間、音楽家としての泥臭いベートーヴェンの一喜一 20 心配はほぼゼロにできる | ピアニスト 林田 誠の独走曲練習していて、どうしてもテクニックでカバーできない箇所があったり、練習しても体が疲れたりして、自分の思うような演奏ができない場合があります。 練習の中で解決できない問題があるときは、 インハーモニシティー(Steinway 考③) | ピアニスト 林田 誠の独走曲前の記事で、初めてSteinwayについて文章化してみてから、頭の中で「なぜ?」が止まりません。 書いた時点では納得していたのですが、特に、「側鳴り」という言葉を使っていた部分です。 それに対して、「遠くに音を跳ばす」と書いていましたが、わ Steinway 考 ② | ピアニスト 林田 誠の独走曲ピアノ技術者の中には、特定のブランドのピアノしか調律しない特化した技術者もいます。 ピアノメーカー勤務のトップチューナーなどはその典型です。 もしかしたら、フリーでYAMAHAしか調律しません、という方もおられるかもしれませんが、まだお目に Steinway 考 ① | ピアニスト 林田 誠の独走曲最初にお断りします。 わたしはピアノのブランドにあまり好き嫌いがありません。 SteinwayもBösendorferもYAMAHAもKAWAIもその他のピアノも全部好きです。 それぞれの会社のピアノがそれぞれの魅力を持っていて、弾くたびに 18 心配の原因を突き止める | ピアニスト 林田 誠の独走曲曲にもよりますが、私たちは、演奏中に弾いたり歌ったりするのがとても楽しい部分と、ちょっと弾くのに身構えてしまう少しだけ難しく感じてしまう心配な部分があると思います。 ピアニスト 17 感情は流されるのではく選択するもの | ピアニスト 林田 誠の独走曲理由がわからないのに、感情が何となくわいてくることがあります。 人によっては、そのなんらかの感情がうっすらと自分の中に湧いてきているのを感じてはいるのですが、その感情がどういう 16 「思考」は演奏を邪魔するのか? | ピアニスト 林田 誠の独走曲「思考」とは読んで字のごとく「考えること」です。 私たちは1日に5万回~10万回思考すると言われています。 そのすべての「思考」に気づいたり、その考えを1つずつ記録してファイリン 15 人間にはたくさんの感情がある | ピアニスト 林田 誠の独走曲次の表を見てください。 画像参照: この表は「感情の輪」とよばれるもので、心理学 14 人は好きなときに好きな感情を選べる | ピアニスト 林田 誠の独走曲私たちは、行きたいところがあれば、自由に目的地を決めどこへでもいくことができます。 そして、目的地までの交通手段をえらぶことができます。 車、電車や飛行機を使ったり、いろんな方法を自 13 感情が持つ力 | ピアニスト 林田 誠の独走曲オリンピックで活躍する選手たちは、すばらしい運動能力で、新しく記録を塗り替えたり難易度の高い技を見せてくれたりします。 彼らは、私たち一般の人々とくらべて、体のしくみや心のしくみが異 12 体(脱力) | ピアニスト 林田 誠の独走曲実際に休憩する前は、もうちょっと弾ける、大丈夫、などの思いを持たれると思います。 しかし、休憩してみると、意外に疲れていることもあります。 頭が疲れている場合と、体が疲れている場合、 11 感情 | ピアニスト 林田 誠の独走曲もうちょっとピアノを弾きたい、の「もうちょっと」はとても大切なエッセンスです。 私たちが「もうちょっと」と感じる時、1〜4で書いた「緊張のスパイラル」「負のスパイラル」ではなく、「正 10 ピアニストの考えに近づける | ピアニスト 林田 誠の独走曲ピアノ愛好家とピアニストの考えを見てきましたが、いかがでしたか? さらに分かりやすくピアニストの考えに近づけるために整理していきましょう。 整理するにあたり、次の図を作りました。 図 9 ピアニストの考え | ピアニスト 林田 誠の独走曲ここでは、私の経験をもとに話を進めていきます。 ピアニストは1つの曲を仕上げるにあたり、まず何日で仕上げるかを決めます。 短い曲ややさしい曲の場合は、かんたんに予想がつきますので、他の 8 ピアノ愛好者の考え | ピアニスト 林田 誠の独走曲ピアノ愛好家のみなさんが、実際に演奏するとき、どのような考えでで演奏を進めていくのでしょうか? みなさんが実際に演奏するときに、人によっては、人前で演奏するよりは、自分一人で楽しめれば 選定の天気「妙味ときどき勝負」 | ピアニスト 林田 誠の独走曲かれこれたくさんのピアノを選定してきました。自分のピアノはもちろんそうですが、依頼されて選定することは光栄なことであり、また身の引き締まる思いでいつも選定しています。 とにかく選定は大好きです。 ワクワクするからです。 いいピアノに巡り会え 調律について一考するつもりでした | ピアニスト 林田 誠の独走曲人生で、今まで何回調律してきたのかふとと考えていると、自分が何台のピアノと人生を共にしてきたのか気になりました。 私が子供の頃から自分の家に置いて一緒に過ごしてきたピアノ遍歴は、 アップライトピノ(KAWAIだが型番記憶なし) ここからグラ 7 自動化するために | ピアニスト 林田 誠の独走曲ピアニストが「こう弾きたい!」と思う考えを実現するため行なっていることは、さまざまな要素の自動化(無意識化・習慣化)です。 自動化は、自転車の例と同じく、誰にでもできることです。それで 6 情報収集 | ピアニスト 林田 誠の独走曲ピアニストの考えを知るために、演奏がおこなわれる状況について、少しだけ準備運動もかねて、リサーチしてみましょう。 私たちがピアノを弾く時、一番コンディションの良い状態は、リラックスして Apple MusicでもなくSpotifyでもなく・・・ | ピアニスト 林田 誠の独走曲もうだいぶ前からTIDALにはまっています。 TIDALはたしかノルウェー発祥のストリーミングサービスです。 TIDALの何がすごいか?、これはもう音質に尽きます! Master音質だとハイレゾ相当のMQA(96kHz/24bit)なのです 5 「楽しい」のスパイラルに一歩だけ入ってみる | ピアニスト 林田 誠の独走曲みなさんは、遠足やハイキングなどで遠くの目的地に行ったり、山に登ったりした経験があると思います。 特に小さい子供の頃は明日が演奏だと思うだけでワクワクしたものです。 しかし、実際にはた 4 ピアノは楽しければ上手くなる | ピアニスト 林田 誠の独走曲人は、楽しい事をしているとき、時間が一瞬で過ぎさっていきます。 ゲームが大好きな子供にゲーム機を与えると、子供はいつまでもゲームで遊んでしまいます。 楽しい出来事は時間さえも忘れさせて 3 「緊張」のスパイラルから抜けよう | ピアニスト 林田 誠の独走曲人が心地よくすごしている状態を「リラックスした状態」といいますが、それを乱す要因がひとつでもあると、その「リラックスした状態」をだんだんむしばんでいきます。 ひとつであれば、まだいいの 2「緊張」から「楽しい」に舵を切ろう | ピアニスト 林田 誠の独走曲ピアノを弾く人に限らず、楽器を演奏する人、演技をする人など、人前で表現をする機会があると思います。 お客さんから見ると、人前で表現をすることは、とてもステキなことです。 しかし反対に、 1 なぜ、人は人前で演奏すると緊張するのか? | ピアニスト 林田 誠の独走曲私がピアノを習いはじめたのは小学校一年生のころでした。 友達が奏でるピアノの音を聴いた私は「なんてきれいな音が出るんだろう!? どうやって音が出ているの? 僕も弾いてみたい! うらやましいなぁ・・。ピアノが欲しい!」 と、長年探しつづけて