受講生インタビュー(特別コース:篠原千幸さん)

インタビュー

林田麻衣子(以下、林田):インタビューよろしくお願いします。今、高校生ですね。

篠原千幸さん(以下、篠原):今度高2になります。

林田:最初来てくれたのはいつくらいでしたか?

お母様(以下、母):小学校4年生くらいでしたね。コンクールの前に誠先生にレベルアップのために見てもらいました。その後定期的に月に一回くらい見てもらっていました。

林田:それまでは、お母様に見ていただいていたのよね、私の同僚というかピアノ指導者(註1)をなさっています。

母:いえいえ、麻衣子先生、先輩です!

林田:その素晴らしい御指導者のお母様にずっと教えてもらってね。誠先生に最初にレッスンしてもらった時のことは覚えていますか?

篠原:誠先生、おっきいので(笑)ちょっと怖くて身構えました。教えてもらった時はすごくわかりやすくて、母以外のレッスンを受けたのが初めてだったので「こんな感じなんだ」と新鮮でした。お母さんは、わからない時、聞けば全部教えてくれるって感じだったのですが、その後、誠先生のレッスンを定期的に受けるようになってからは、常に自分で考えることをベースに教わリました。

林田:5年生くらいからは、 もうガッツリと週に1回90分しっかりと誠先生に見てもらっていますが、その頃から専門的に音楽の道に進むという強い意志を持っていましたね。

篠原:はいそうですね。

林田:それからレッスンを受けるときの気持ちの変化はありましたか?

篠原:そうですね。ピアノに対して楽しいという気持ちもあったんですけど、それにプラス、ピアノに対して向き合ってだんだん音楽について深く考えるようになりました。

母:(インタビューは)こんな感じでいいですかね(笑)

林田:素晴らしいです(笑)千幸ちゃんは、小さい頃からピアノは好きだったんですか?

母:そうですね、私、できる!って感じで(笑)

林田:それはよかった(笑)指導者としてもお母様としてもお声かけがとてもよかったのではないかと思います。いつも知り合いの先生のお子さんということで、コンクールなどでもよく見かけていましたが、いつも堂々と演奏して、すごいなぁ、緊張もしてないんじゃないかなと思ってました。そしていつも良い結果を残していましたね。それから、もう高校生ということで、そろそろ進路も決めなきゃならないということで音楽の分野を志したということですが、それについてはどうですか?

篠原:今まで、自分の考えが少し甘かったなと思いました(笑)大学がたくさん選べるわけではないのでどこを選ぶか、とか、自分の今までのピアノとの向き合い方も含めて段々と見直していかないといけないなと思っています。

林田:素晴らしい考えだと思います。音楽専門の芸術分野に進むのと教育方面の音楽に進むのとはまたちょっと違うと思いますが、も気持ちは固まっているんでしょうか?

篠原:そうですね。専門で頑張っていきます。

林田:毎回お母さんが誠先生のレッスンに一緒に来ていただいて、母の目、指導者の目で、メモをとりながら聴講していただいていますが、お母さんに居てもらうのと居てもらわないのとは何か違いがあるかもしれませんが、お母さんの存在、レッスンの中でどうですか?

篠原:私がレッスンを受けているのとは、また違った目線で捉えてくれているので、家に帰って復習とかしている時に、指導者としての目線からアドバイスしてくれることとかもあって、とてもありがたいなと思います。

林田:そうですね、篠原先生のアドバイス、もうありがたいばかりですね(笑)、聞いてくださいね(笑)

母:いつも私の方が唸って返事をしていると思います。自分が受けている気持ちになって、私自身学ぶことがたくさんあるのでついつい声が大きくなっちゃって(笑)毎回メモをとっています。自分でも読めないくらいの字なのですが、先生の言葉はそのまま記すようにしているので、そこをレッスンが終わってから読み返すと、私も彼女も、ちゃんとそこが読めるんです。そして、読み返してもう一度確認するということを習慣にしています。

林田:親子間でピアノについて、意見が衝突することなんかはありますか?

篠原:はい(笑)

母:猛烈に(笑)

林田:猛烈にですか(笑)その辺、ちょっとだけ教えてもらえますか?

母:昔は、誠先生がこうおっしゃったのはこういう意味ではないの?と聞くと、彼女にはまた違う意見があって、という感じでぶつかることもりましたが、中学校以降、最近はもう全くなくなりました。 

林田:中学校以降は、もう反発する気持ちはもう全然なくなったという感じですか(笑)

篠原:全然というわけではないですが・・・(笑)

母:反発で揉めるということはないのですが、「今この時間練習したほうがいいのでは?」というときに、行動で、ね?その後、パーっと飛び出したりとかね(笑)

篠原:言われた時には反発心はあるんですけど、冷静にはなれるというか・・・(笑)直後から時間が経って冷静になった時に、確かに言われた通りだったなぁと思って納得します。

林田:情熱を持って練習していると、時にアグレッシブな行動になることもあるんですね。でも、受験生などでよく耳にします、やはり、本人だけでなく、支えている方も本気なんですものね。

林田:小さい頃から今までお子さんの成長をどういうふうに捉えていらっしゃいますか?

母:マイペースなところもあるんですけれども、好きでなければこんなに続かないとも思いますし、頑張ってきたんじゃないかなぁと思います。

林田:私も全てのレッスンを聴講できるわけではないので一部になってしまうんですけど、その時間の中で、一生懸命頑張ろうという気持ちがすごく見えます。昨年のコンクールは良い結果が出て、日本クラシック音楽コンクールで全国大会にまで行くことができました。全国大会での会場での気持ちはどうでしたか?

篠原:本番の会場の近くに調律の荒木さんの工房(註2)があって、そこで練習をさせていただいた時に、自分の音がよく聴こえるというか、情報量が多く入ってきて、それから本番に挑んで、自分の音がホールで綺麗に響き渡っていることに新鮮さと充実感を感じました。

林田:本当に、努力で勝ち得た経験で大きく成長できたのではないかと思います。誠先生のサポートとして、私も月に数回基礎的な力をさらにレベルアップするというレッスンをしていますが、誠先生と私のレッスンはどんなふうに違いを感じていますか?

篠原:誠先生の方ではどう表現するか?とか、ピアノを弾くときの精神面とか、作曲家の時代背景、ピアノの仕組みを意識してどう打鍵するか、どう音を聴くかなどを教わっています。麻衣子先生の方では、基礎的な手の使い方とか、誠先生の方で教えてもらった体の使い方プラス、麻衣子先生から教えていただける方法で、より弾きやすくなる体の使い方などを教えていただいています。

林田:これからもピアノの練習がうまくいくようにサポートをしていきたいと思っています。

林田:さて話題が変わりますが、今進学校に通っていることもあって、練習時間の確保なども大変だと思いますが、時間の確保等工夫していることはありますか?

篠原:学校から帰ってくるとお母さんがレッスンをしているので、その時間にまず学校の課題を終わらせることにしています。終わらないこともありますが(笑)そして、お母さんのレッスンが終わった後に練習をするという感じです。そしてまた練習後に課題をするという感じです。集中できる時間があまり長くないので、たまにお母さんから、「音が止まってるよ!」と言われることがあります(笑)ので、時間を無駄にしないように活用していきたいと思っています。

林田:千幸ちゃんにとって、ピアノとはどんな存在ですか?

篠原:自分の生き甲斐というか(笑)これ失ったら、自分は何もなくなるんじゃないかと(笑)

母:(笑)よかった!(笑)

林田:(笑)なくなりはしないからね!(笑)

篠原:すごく大切なものです。ずっと続けていきたいものです。

林田:舞台ではいつも緊張しますか?

篠原:はい、緊張します。子供のころは、進んで緊張もせず弾きたい気持ちが強かったんですが、今は、小学校高学年から、誠先生のレッスンを受けるようになった頃から、演奏に対する責任を感じるようになってきて、緊張するようになりました。

林田:ここからさらに学んでいって、お母様、そして指導者からの期待というか、イメージはありますか?

母:彼女がやりたいことを応援する、ということなんで、「こうなってほしい!」とかという希望は正直ありません。

林田:千幸ちゃん、どうですか?

篠原:友達などに演奏を聞いてもらうと、「すごい!」と言われるんですけど、技術面で言われているんだろうな、と。でも、私は演奏で、人の心に訴えかけて、感動した、とかすごいね、と言われえるようになりたいです。そして、将来大学卒業したら留学して演奏家になりたいなと思います。

林田:今年の抱負を聞かせてください。

篠原:今年はまだ受験の年ではないですが、たくさんの曲を弾けるようになって、1つでも多くのコンクールを受けて、良い結果を出せるように頑張っていきたいです。

林田:お母さんから千幸ちゃんに一言、応援のメッセージをお願いします。

母:やりたいことに関しては全力でサポートしていくので、常に継続すること、そして持続力を持って頑張って欲しいなと思います。昨日息子の卒業式だったので、祝辞が今降りてきました(爆笑)

林田:(爆笑)今後、「篠原千幸ピアノリサイタル」を開催期待しています。ありがとうございました!

註1:篠原ピアノ教室 篠原実紀先生(生徒募集中!)
お問い合わせ電話番号:080-1767-6931(大分市ふじが丘)

註2:ピアノ技術者 荒木欣一さん(うたまくらピアノ工房)